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乾癬2

      2016/10/19

            

漢方の観点から乾癬を見ていきます

乾癬は中国では「銀屑病(ぎんせつびょう)」と呼ばれています。
古くから漢方で扱われてきた症状です。

ではもう少し、詳しく見ていきましょう。

 乾癬の原因

以下のような外因(環境等の要因)内因(内側の要因)が関係していると考えます。

外因:
漢方では、季節・時間・居住地・環境などが関連して体に悪影響を耐えるものを「邪」と呼びます。
次の六邪が挙げられます。
・ 風邪(風)
・ 寒邪(寒さ)
・ 湿邪(湿気)
・ 熱邪(火を使うなどの熱気がある環境)
・ 燥邪(乾燥)
・ 暑邪(夏の暑さ)
これらが複合して体に影響を与えることもあります。

内因:
・ 虚弱体質
・ 抵抗力不足
・ ストレスなどで精神的にまいっている
・ 食事の不摂生
・ 血不足
・ エネルギー不足  など

漢方では、病名で薬を決めるのではありません。
上に挙げたような要因に加え、乾癬の症状や状態、身体全体の状態なども検証してから
証(しょう・タイプ)を考え、その人にあった薬を選んでいきます。

 乾癬で良く見られる証(しょう)

血熱 :
急性期によく見られます。血が熱を帯びた状態(炎症を起こした状態)と考え、血の熱を冷ます薬中心に使っていきます。
血瘀(けつお) 
血液が滞った状態。なかなか治らない状態の時によく見られます。
血の状態を改善し、良い血を体に巡らせると同時に、余分な湿をとり、皮膚症状を改善する薬を使っていきます。 

血燥 
静止期、退行期によく見られます。皮膚や筋肉に潤いや血が足りない状態です。
良い血を増やしながら、皮膚に潤いをあたえ、皮膚症状を改善する薬を使っていきます。

湿毒阻絡(しつどくそらく) 
毒素が経絡(けいらく)に入って流れを阻害している状態です。
関節の痛みを伴うこともあります。
関節痛の治療もしながら、体を丈夫にし、暖めて血流を良くする漢方薬を中心に使っていきます。

熱毒 
紅皮症型にあたります。
熱をさまし、解毒する漢方を使っていきます。

その他にも様々な証が混じって見受けられることもあります。
それぞれの証を見極めながら一人ひとりに対処していきます。

 乾癬で用いられる主な漢方薬

清営顆粒(せいえいかりゅう):血熱をとる
黄連解毒湯(おうれんげどくとう):血熱をとる
温清飲(うんせいいん):血熱をとり、潤いを補う
当帰飲子(とうきいんし): 皮膚の乾燥に対し、潤いを補う
冠元顆粒(かんげんかりゅう): 血の巡りをよくする
瀉火利湿(しゃかりしつ): 皮膚の湿熱をとる
銀翹散(ぎんぎょうさん): 体表の邪を冷やしながら飛ばす

など

これらを症状や体質によって使い分けていきます。

五涼華や五行草、白花蛇舌草、水快宝なども使われます。

 生活習慣の改善

薬に頼ると、ついおろそかに考えがちなのが、生活習慣です。
しかしこれが実は重要なのです。

食事
○辛いもの、甘いもの、刺激物は避ける(体に熱を持ってしまうため)
○食べ過ぎない
(漢方では、体内で消化吸収されされなかったものが、体に残ると「悪いもの」に変わって身体に悪影響を及ぼすと考えます。
日本人にあった和食中心の食生活がおすすめです)

生活
○睡眠をしっかりとる(夜更かしもだめ)
○ストレスためない
○適度な運動を心がける

新海薬局では生活面でのアドバイスもしております。
漢方を上手に使って、つらい乾癬を改善していきましょう。

 

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