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今からでも遅くない?…30代後半からの妊娠 ~ その3

      2013/11/06

            

排卵から受精、妊娠

前回、数多くの卵胞の中から唯一1つの卵子だけが排卵される、というお話をしました。
p2_hate.gif排卵された卵子は、その後どうなるのでしょう? どうやって妊娠にいたるのでしょう?

club.gif 卵子は卵管へ

左右にある卵巣の一方から卵子が排卵されると、卵子は卵管采(らんかんさい)から取り込まれ、卵管へ運ばれます。
また、こちらの図を見てください。
図からもわかるように、卵巣と卵管采はつながっていないのですsign01.gif bikkuri01.gif 
卵巣から飛び出したものの、卵管采にピックアップしてもらえず卵管まで行けない卵子もいるのです。
この頻度が高いと不妊につながるのですが、この
ピックアップ障害は検査ではほとんど分からないそうですicon_sad.gif

卵胞の数

さて、無事に卵管采に取り込まれた卵子は卵管の一番太いところの卵管膨大部まで運ばれ、精子を待つことになります。

ここで、また衝撃の事実が…sign01.gif
排卵された卵子が受精できる能力を保っていられるのはせいぜい
24時間!! 
この間に精子に巡り合わなければ、妊娠できないのです。
精子は通常2から3日、条件が良ければ5日女性の体内で生きていられるのと違いますね。

car-hiyo.gif
ここで、ちょっと
精子のおはなし。

1.膣内
通常、腟内に数千万から1億を超える精子が射精されます。
膣内は感染を予防するため、酸性に保たれていますが、精子は酸性の環境に弱く、腟内では長く生存することはできません。
腟内の精子は射精後約30分で急速に運動性が失われ、受精能力がなくなります。
ここを通りぬけられた精子は、次に子宮頸管に入ります。

2.子宮頸管
また難所が続きます。
無菌状態の子宮を細菌から守るため、排卵時期以外は粘液がほとんど分泌されていないうえに、ここもやはり酸性。
排卵期が近づくと酸性度が弱まり、粘液が増え、チャンスなのですが、粘液の流れは膣方向に向かっているので
「鮭の滝登り」状態に。強い精子のみが子宮に入れます。

3.子宮
小さな精子にとって巨大に思える子宮。しかしここへ入ると、子宮のぜん動運動の助けを借りてすすめます。
 

4.卵管
その後、卵管に入るのですが、卵管は左右にあるので、選び間違えると、せっかくここまでたどり着いたのに、卵子に会えずに終わってしまいます。

hamu02.gif 最初1億あった精子のうち、子宮に入ることのできるのは1000万程度、さらに卵子までたどり着けるものは数百くらいにまで減ってしまいますdown.gif

5.卵子との出会い
見事卵子と出会えた精子は、卵子の周囲をびっしり覆っている顆粒膜細胞をかけ分けたり酵素で溶かしたりしながら、ひたすら卵子を目指します。
ここでも次々と精子達は倒れていき、最初に卵子のすぐ外側を覆う膜に到達した精子だけが受精準備に入ります。
この精子が透明膜を突き破って卵内に侵入し、受精現象が始まると、瞬時にして透明膜が硬く変化。それ以上精子が入ってこられないようにします。
そして、精子の核と卵子の核が結合して
受精成立bye03.gifとなるのです。

club.gif 着床へ

受精卵(胚)は分裂を繰り返しながら成長していきます。
卵管は繊毛を動かしながらこの胚を子宮へと運びます。この期間は4日半。胚は桑実胚(そうじつはい)と呼ばれる状態に成長して、子宮に到着します。
また、この時期、卵巣では卵胞が黄体となって、妊娠しやすい状態をつくります。

子宮内膜にやってきた胚は、受精後6~7日には透明膜を破って孵化(ふか)し、赤ちゃんになる部分と胎盤になる部分に分かれながら、子宮内膜にもぐりこんでいきます。これでようやく着床成立p2_pati.gifです。

子宮内膜が胚の受け入れ態勢を整えて、窓を開くのはわずか3日程度。胚も子宮内膜も同時に着床態勢になっていないとならないんですよ!

p2_uru.gifこうやって見ていくと、妊娠というのは本当にすごいことだと思いませんか?
一連のプロセスに1か所でも滞りがあると、とたんに妊娠は成立しなくなってしまうのですから。

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