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同じ病気でも異なる薬?

      2013/11/06

            

このところ、35度以上の猛暑となる日はあまりなく、朝晩も涼しい風が吹いて、ほっと一息confident.gif
一方で体調を崩し、夏風邪をひいたり、お腹をこわしたりする人も多いです。

暑さはまだまだ続きます。冷たいものの摂りすぎには気を付け、体を休めながら、元気に夏を乗り切りましょうp2_niko.gif

 さて、風邪といえば、いつも思うのですが、医者に行って出してもらう薬はいつも大体同じです。抗生物質、のどなどの炎症を抑える薬、痰を出しやすくする薬、解熱剤など・・・。
ドラッグストアに行けば、風邪薬、胃腸薬、便秘薬等々、この病気、この症状ならこの薬と陳列され、病気・症状に合わせて選ぶのが普通です。

漢方のことを知るまで、それが当たり前だと思っていました。

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以前、私の子供が風邪をひいたときのことです。
一人が風邪をひき、その後、すぐに弟にもうつりました。
この時薬局の先生が選んだ漢方薬は、兄と弟で全く違ったものでした。

「同じころにひいたので、きっと同じウィルスで感染したはず。症状も似ているのにどうして違う薬なのかsign02.gifと不思議でした。
ちなみにその漢方薬がよく効いて、二人ともすぐ良くなりました。

後日、先生から漢方についての説明を聞いて納得flair.gif

漢方薬は、患者さんの基礎体力、体質、病気の様子、病気の進行状態などを見極め、それぞれにあったものを選んでいくというものでした。

確かに、兄と弟では体質が違います。兄は寒がりで、おとなしい感じ。弟は暑がりで、活発。兄は胃腸が弱く、弟は違います。
自分に合ったものを選んでもらえるなんてすごいことだと思いましたsk_pati.gif 

kaeru04.gif 最近漢方薬が見直されているようです。

アレルギーや、慢性の病気を抱える人で、西洋医学では決め手を欠く病気を抱える患者さん、病気には至らないものの、頭が痛い、疲れやすい、不眠といった症状に悩む方などを中心に、漢方薬が選ばれるようになってきています。

hospital.gif 漢方薬を処方する医師も増加しているとのこと。
TVpcman.gifや雑誌などでも漢方薬がよく取り上げられるようになってきました
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◎ 漢方薬が注目されるようになったのはよいのですが、ここで心配なのが「病名で漢方薬を選んでいないか」ということです。

よく聞くのが、風邪には葛根湯、インフルエンザには麻黄湯
また、最近TVの健康番組で取り上げられて話題になった、認知症に抑肝散

mama.gifしかし、漢方のことをよく知らず、安易に漢方薬を選んでしまうと、効果が出ないばかりか、副作用の危険もある言うことを忘れてはなりません。

1996年には、小柴胡湯をのみ続けた方の中に、間質性肺炎を発症する方が現れ、死者まで出たと話題になりました。

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漢方は西洋医学と異なる診断・治療の体系を持っています。

西洋医学では、この病気にはこの薬、という1対1の関係ですが、
漢方では、体質や症状の表われ方によって、何十種類もの漢方薬の中から選択します。

このため、同じ病気でも治療法が異なる「同病異治」、また反対に異なる病気でも同じ治療法になる「異病同治」ということがあるのです。

 aicon339.gif漢方は「証」の医学とも言われています。

陰証・陽証…体調や生命力の状態。からだ全体の反応の性質を示す

虚証・実証…基礎的な体力や性質はどうか

寒証・熱証…顔色はどうか、寒がるか、暑がるか、冷たいもの温かいものどちらを好むかなど

表証・裏証…体のどこに症状があらわれているか、病気の進行状態はどれくらいか

 これ以外に、気血水の状態、臓腑の状態の見極め、等々があります。

これほどのことをふまえて薬を選んでいくのですから、正しい漢方薬を選べるようになるためには、かなりの勉強と経験が必要です。
 だから、安易に、「この病気だからこれ」と薬を選んでしまうことが間違いなのはお分かり頂けると思います。

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また、漢方薬は天然のものから出来ており、中には大変貴重でなかなか取れない生薬も数多くありますp2_uun.gif
工場でいつでも大量に生産できるものとは違います。

世界各国でも人気が上がり、生薬の取引価格も年々上昇している状況もあります。
貴重な生薬資源の無駄遣いを防ぐことも必要です 

何千年もの時をかけて、淘汰され残ってきた漢方薬。
先人の知恵と経験がつまった漢方薬の恩恵を受けるためにも、正しく使うことが大切です。

漢方薬を選ぶ際には、ぜひ、漢方の知識をもった漢方の専門家に相談してくださいねsk_niko.gif

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