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尿トラブル

      2013/11/06

            

昨日は10月8日。二十四節気の「寒露」に当たる日でした。

clover.gif 「寒露」とは?
 「草花に冷たい露が宿る」という意味で、秋の長雨が終わり、秋も深まり始める頃を言います。

一方、昨日の甲府の最高気温は29度。このところ30℃前後の日が続き、昼は夏sun.gifsweat01.gifに戻ってしまったかのよう。クーラーをつけていた方もいたそうです。
でも朝晩冷え込むので、気温の変化に体がついていかず風邪をひく方も増えています。
お年寄りなどは冷えのため、頻尿、尿漏れなどのトラブルに悩まされるようになり、こちらに相談にみえる方も増えてきました。
これから寒くなれば、一層尿トラブルが増えてきます。

そこで今日は、「尿トラブル」を取り上げてみますbye03.gif
 

club.gif 加齢とともに増える尿の悩み

咳やくしゃみをしたとき、重い荷物を持った時など、力が入ったときに思わず尿が出てしまったなどという経験はありませんかpu_ase.gif
このような尿もれの症状は年をとるにつれ増えてきます。
40代以降になると悩みを抱える人多くなると言われています。

hatena03.gif原因は?

○ 加齢、運動不足、尿道括約筋の低下、
○ 女性の場合はこれに加え、妊娠・出産による骨盤底の緩み、
○ 男性の場合は、前立腺の肥大
  
など様々です。

尿のトラブルはちょっと恥ずかしく、人にも相談しにくい、ましてや病院にも行きにくい、と放っておいてしまうかたも多いようです。
でも、「外出時にもれたら困る」、「下着の変えはどうしよう」…と、いろいろ心配になってしまうなど、精神的ストレスはとても大きいものです。
そのまま放っておくと症状が重くなってしまうことも
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軽い尿もれの段階から改善していきたいですねonegai.gif

leaf_a.gif タイプ別尿もれ養生法 leaf_a.gif

尿もれをタイプ分けすると、次のようになります。
1 疲れによる尿もれ 「脾虚」タイプ
2 加齢による頻尿+尿もれ 「腎虚」タイプ
3 寒さによる頻尿 「陽虚」タイプ
尿もれのタイプを知って、対策を考えましょう
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1.疲れによる尿漏れ…「脾虚」タイプ

このタイプの人は「脾胃」が弱く、内臓が下垂しています。

脾胃は、食物から栄養分を吸収して全身に運ぶ役割を担っています。
また、内臓が定まった位置にあるよう、下垂を防ぐ働きをもっています。

この脾胃の働きが弱くなると、
right_y.gif 栄養不足から膀胱や腎の機能が低下するだけではなく、
   骨盤底筋がゆるみ内臓が下がって膀胱や尿道が圧迫されます。

 このタイプは普段から疲労感、倦怠感が強く、息切れ、食が細い、便に粘りがある、下痢気味などの症状が現れます。
疲労が溜まると尿漏れがひどくなってしまいます。

aicon339.gifこんな症状はありませんか

  ・疲れると尿漏れがひどくなる  ・疲労感  ・倦怠感
  ・食が細い  ・息切れしやすい
  ・便に粘りがある  ・下痢気味

mama.gif脾胃の機能を高め、基本的な体力を養うようにしましょうheart04.gif

carrot02.gif食の養生
 

 粘りや甘みのある食材で、気を補いましょう
  ・もち米(おこわ、赤飯)
  ・蓮子肉(はすの実)
  ・鶏の砂肝

club.gif おススメ漢方 club.gif

  ・麦味参顆粒
  ・補中益気湯

 

2.加齢による頻尿+尿もれ…「腎虚」タイプ

加齢による「腎」の機能低下down.gifが尿漏れの原因にsign01.gif

中医学の考えではは尿を生成し、膀胱に対して「尿を出す・止める」という指令を出しています。
また、は体内の水分代謝をコントロールする役割も担っています。

生命エネルギーの源であるは、加齢とともに自然とその機能が低下。
女性は更年期を迎えるころ男性は初老のころから腎が弱くなり始めるため、尿漏れなどのトラブルが起きやすくなるのです。

このタイプでは、尿漏れの回数が多い上、夜の頻尿も気になるようになります
また、腰痛、腰の冷え、足腰が弱くなる、めまい、耳鳴り、物忘れ、むくみ、前立腺の肥大といった症状も現れます。

aicon339.gifこんな症状はありませんか

  ・頻繁な尿漏れ  ・夜間の頻尿  ・腰痛  ・腰の冷え
  ・めまい  ・耳鳴り  ・物忘れ
  ・舌の苔が白い  ・むくみやすい
  ・足腰が弱くなる  ・前立腺の肥大

mama.gif腎の機能を高めることは、尿のトラブルはもちろん身体全体の老化予防にもつながるので、積極的な養生法を心がけましょう。

carrot02.gif食の養生 

  渋みのあるもの、温性のもの、木の実類など、腎を補い、温める食材を選びましょう。
  ・山芋 ・クルミ ・松の実 ・栗 ・ごま ・クコの実
  ・ニラ(またはニラの種) ・銀杏 ・羊肉 等

club.gif おススメ漢方 club.gif

  ・参馬補腎丸
  ・海精宝
  ・二至丸

 

3.寒さによる頻尿…「陽虚」タイプ

寒さで身体が冷え、尿量が増えるため、尿漏れがおこりやすくなります

尿のトラブルは、夏よりも寒さの厳しい冬に多く見られる症状です。
冬は汗をかくことが少なくなるために膀胱にたくさんの尿が溜まり、寒さで尿意も感じやすくなります。

 また、陽虚(陽が足りない)体質の人は特に冷えの影響を強く受け、尿漏れを起こしやすくなります。

aicon339.gifこんな症状はありませんか

  ・冷えによる尿漏れ  ・頻尿  ・下腹部の冷え  ・慢性的な冷え性
  ・顔色が白い  ・関節が痛みやすい  ・舌の苔が白い

mama.gif日頃下腹部の冷え、慢性的な冷え性、顔色が白い、関節が痛みやすい、舌の苔が白い、といった症状がある人は、特に冬場の養生に注意しましょう。
身体を冷やさないよう心がけ、特に膀胱や下腹部、腰などは腰巻きやカイロでしっかり温めるようにしてください。

carrot02.gif食の養生 

  温性、甘みのある食材で、身体を温めましょう。
  ・しょうが ・ねぎ ・シナモン ・ニンニク   

club.gif おススメ漢方 club.gif

  ・婦宝当帰膠
  ・桂枝加竜骨牡蛎湯

タイプ2.3が重なったり、1,2,3がすべて重なるなどの場合もあります。

※ 症状や体質は一人一人異なりますので、漢方の専門家にご相談ください。

aicon339.gif 尿のトラブルは精神的に負担が大きいものですが、あまり神経質にならないことが大切。
    過度な緊張やストレスは、心にも身体にもさらに負担となります。

club.gif 尿漏れの予防と対処

  ・ストレスを溜めない
  ・睡眠をしっかりとる
  ・毎日のお風呂で適度な発汗を
  ・カイロなど活用し、下腹部を温める
  ・お灸をする(主なツボ:中極、関元、三陰交)
  ・骨盤底筋(尿を出す・止める役割)を鍛える体操を

run.gif 骨盤底筋を鍛える基本の体操

1.肛門と膣を身体の中に絞り込み、膀胱を上へ上げるイメージで力を入れます。
2.その状態で5秒数えたら、全身の力を抜きます。
3.1,2を2回繰り返して1セット

★1日数セットを毎日続けましょう。

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