不妊症のお悩みおまかせください!新海薬局の漢方子宝相談

★山梨県甲府市の漢方薬局★漢方ご相談実績の多い新海薬局★

*

風邪のひき始め

      2013/11/19

            

街路樹がすっかり色づき、秋らしい色で目を楽しませてくれます。同時に、頬にふれる風もすっかり冷たくなり、冬が近づいてきているのが感じられます。shinkaiyakkyoku
今年は暑い日がいつまでも続くと思ったら、一気に寒くなりました。
急激な気温の変化について行けず、体調を崩す方も多いようです。
薬局にも、風邪をひいた、のどが痛い、咳が止まらない、鼻水が…と訴えてくる方が増えています

昔から「風邪は万病のもと」と言われているように、風邪からいろいろな感染症が起こりやすくなります。
「ただの風邪だから」と思わずに、症状の軽いうちに早めに治しましょう
shinkaiyakkyoku

風邪に効く漢方薬

風邪に効く漢方薬というと、「葛根湯」を思い浮かべる方も多いのでは?
TVCMでも流れていますよね。
でも、この薬はどの風邪にも万能なわけではなく、「ぞくぞくする、汗はない、風邪のひき始め」に使う漢方薬です。
これを「寒気がない、汗もかいている」風邪のときに用いたら、逆効果になってしまいます。
症状や体質によって使い分けるのが漢方薬です。
そこで、漢方的に、ひき始めの風邪をタイプ別に見ていきます。


寒熱の2タイプの風邪

 『表寒証』 ◆ 

特徴: 寒気が強く、悪寒がする
     手足が冷える、寒がる、冷たいものを飲みたがらない、尿の量が多く無色

 ⇒『表寒証』はさらに「表寒実証」「表寒虚証」に分かれます

  「表寒実証」汗なし
   比較的体力があり、抵抗力の強い人に多いです。
   体の抵抗力が働いて風邪が体の内部に進行するのを防ごうとし、毛穴を閉じ、発汗を防ぐので汗がありま
せん。

  「表寒虚証」汗あり
   高齢者や虚弱体質の人など、抵抗力が衰えている人に多いです。
   抵抗力があまりないため、毛穴を閉じる力が低下してしまい、発汗があるのが特徴です

 『表熱証』  

特徴: 風邪の初期から寒気があまりなく、発熱するのが特徴です。
     手足がほてる、のどが赤く腫れる、口やのどが渇いて水が飲みたくなる、冷たい場所を好む

     尿の色が濃いなどの熱性の症状が現れます。

shinkaiyakkyoku同じ風邪でも治し方は違う

『表寒証』 … (食べ物)葛湯や生姜湯など、体を温めるものを摂る

  「表寒実証」 … (薬)汗をかかせて熱を下げる薬を使う

  「表寒虚証」 … (薬)体を温める薬を使う

『表熱証』 … (食べ物)のどの腫れをとり、熱を冷ます効果のある梨や大根おろし、ナスなどをとる

          (薬)体熱を冷ます効果のある薬を使う 

shinkaiyakkyokuこのように、症状に応じて薬や食材を使い分けます。
だから、同じ風邪だからと言って、症状の違いを見極めずに薬を飲んだり、食べ物をとったりすると、反対に症状が悪化することもあるので、注意しましょう。

また、風邪の証の見極めはとても難しいものです。
その上、風邪の症状は日によって変わってきます。
漢方薬を飲む場合は自分で判断せず、ぜひ漢方の専門家に相談してください
shinkaiyakkyoku
 

shinkaiyakkyoku 風邪をひかないための予防法

本格的な寒さが訪れる前に、充分に体力をつけて風邪をひかないようにしましょう。
もう風邪をひいてしまった人も、再度風邪をひかないためにも予防に心がけましょう。

● 風邪は呼吸器から侵入しやすい
  ⇒ 外から帰ったら、手洗いプラスうがい
    「板藍茶」がおすすめ。抗菌・抗ウィルス作用があるお茶です。
  ⇒ 乾燥に弱い、のどや肺などの呼吸器を乾燥させない

    呼吸器を潤す効果のある、梨、銀杏、イモ類(特にサトイモ、山芋など)がおすすめ

 体を温め、抵抗力をアップ
  ⇒ 体を温める食材をとる
    根菜類、牛肉、羊肉などがおすすめ

  ⇒ 充分な睡眠をとる

自然界に生きる動物は、冬の寒さに備え、体に脂肪を蓄えたり、冬毛を生やしたりしていますよね。
人間も同様に、季節の移り変わりに応じて脂肪を増やそうとするのが、自然の仕組みです。
ですから、冬のダイエットは、自然の営みに反するだけでなく、抵抗力を無くし、風邪をひいたり他の病気になりやすくなったりします。食べ過ぎに注意する位にして、無理なダイエットは止めましょう。

前へ 
 次へ

 - その他の症状