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乾癬・掌蹠膿疱症

お肌のトラブル

・・・  乾癬(かんせん)
・・・  掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

★乾癬(かんせん)

乾癬とは、表皮の角化細胞が増殖する皮膚疾患です。円形や楕円形の盛り上がった赤い部分(紅斑)の上に白色あるいは銀白色の角質をつけて、時に大きくまとまってペロリと剥がれ落ちます。

この皮膚片を鱗屑(りんせつ)といい、無理にはがすと出血することもあります。正常皮膚との境ははっきりしているのが特徴です。急に発症し、よくなったり悪くなったりを繰り返し、冬に悪化しやすいです。男女比率は2:1です。

乾癬には、以下のような種類があります。

●尋常性乾癬 一般に乾癬というとこれを指す。赤い発疹とその上に鱗屑を伴う発疹が出現。眼球と口唇以外ならば全身どこにでも発疹が出現する。

他人に感染するものではなく、命にかかわるものでもない。

●滴状類乾癬 小さめの丘疹がパラパラと全身に出現。
●膿庖性乾癬 膿疱(うみ)が多数出現。
●乾癬性紅皮症 正常な皮膚を探すのが難しいほど全身に炎症が起こり、皮膚は真っ赤。時に発熱、悪寒、全身倦怠感、落屑、リンパ節腫大を伴う事がある。
●関節症乾癬 乾癬にさまざまな程度の関節炎を伴ったもの。関節リューマチに似ているが血液検査ではリューマチ反応は陰性。

乾癬の原因には、遺伝的要素・免疫異常・環境(紫外線・低気温・乾燥・細菌感染)が挙げられ、風邪などのウイルス感染や外傷、ストレス、疲労、タバコ、飲酒などにより悪化する傾向にあります。

病院では、軽症時はステロイド剤や活性型ビタミンD3の外用薬を用いるのが一般的です。症状が重くなるにつれ、段階的に内服薬に切り替えたり、光線療法(紫外線照射)なども行われたりします。

中医学では乾癬おけつ=血液の質が落ち、血の流れが滞っている状態」と考え、それぞれのタイプにあわせ対応していきます。

血熱証 血燥証 血お証
血が熱をもった状態。口乾。動悸、下血、皮下出血をおこす場合もある。 血液や身体に必要な水分が足りない状態。 血の質が悪く流れが滞っている状態。血管を柔らかくスムーズにすることが大切。

皮膚に出現している現象は、体内で起こっている事件が重大化していることを意味します。

冠元顆粒をメインに、一人一人の症状やタイプなどに合わせ、涼血清営顆粒、五涼華、黄連解毒湯といった漢方薬やハーブティーを組み合わせていきます。

判断が難しいですので、必ず専門スタッフにご相談のうえ、ご選択ください。

★  乾癬の方の養生法  ★
     野菜中心の食生活(和食がオススメ)を心がける。
     辛いもの、アルコールは控える。
     皮膚への刺激を極力抑える。
     皮膚をかかない。
     保湿をこまめに行う。
     早寝早起きを心がけ規則正しい生活をする。
     ストレスを上手に発散し、溜めない。
     高温の場所を避ける。
乾癬かんせん

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★掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

掌蹠膿疱症は、主に手のひらや足の裏に膿疱(のうほう=うみ)と呼ばれる皮疹が数多く見られる皮膚疾患です。
はじめは小さな水疱から次第に膿疱へ変化していき、その後かさぶたとなり、角層が剥がれ落ちます。出始めによく痒くなります。

季節に関係なく、良くなったり悪くなったりを繰り返す難治性疾患で、皮膚科特定疾患のひとつです。
手足のほか、スネや膝にも湿疹が出ることもあります。また、鎖骨や胸の中央、その他の関節が痛くなることがあります。

足の皮疹は水虫によく似ていますので、皮膚表面の角層を少し取り、顕微鏡で白癬菌がいるかどうかの検査を行います。
その他、接触性皮膚炎・乾癬(かんせん)などと間違われやすい皮膚病です。

西洋医学では「原因不明の抜本的な治療法のない難病」とされています。

西洋医学から見た病因および悪化要因
1 病巣感染アレルギー説 慢性扁桃腺や歯周病や慢性副鼻腔炎などの感染病巣が原因とする説。
2 金属アレルギー説 歯科金属が溶け出てアレルギーを起こしているとする説。
3 腸内環境異常説 腸内細菌の乱れが原因とする説。
4 外部要因説 発汗、物理的な刺激、ストレス、手足の使い方に原因があるとする説。

掌蹠膿疱症の病因には上記以外に「乾癬説」「内分泌説」などがありますが、どれも決定的ではありません。

治療は対処療法で、ステロイド軟膏やビタミンD3軟膏の塗布、消炎剤や抗ヒスタミン剤、ビオチンH製剤(※)の内服、病巣感染が疑われる場合はそれを取り除いたり、歯科金属が怪しいとされればそれを取り除いたりします。

(※)ビオチンH製剤は、炎症やアレルギー症状を緩和する作用があり、皮膚をつくる細胞を活性化させ、老廃物の排泄を促進し皮膚機能を正常に保つ働きがあります。

中医学では、以下のようなメカニズムで考えていきます。


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掌蹠膿疱症しょうせきのうほうしょうのメカニズム

掌蹠膿疱症は大きく3つのタイプに分けられます。

湿熱タイプ 湿熱血熱・熱毒旺盛タイプ 隠虚火旺・余毒未清タイプ
小さな水疱、小さな膿疱あり。
痒みあり。
紅斑がひどい。皮膚が焼けるような感覚あり。膿疱が多い。かさぶたが多く皮膚がむける。便秘がち。 紅斑があり、乾燥している。
かさぶたやむけた皮膚は少ない。手足がほてる。
【対応方法】 【対応方法】 【対応方法】
清熱利湿。
熱を冷まし、悪い水分を取り除き、めぐりを良くする。
清熱化湿。涼血解毒。
熱を冷まし、湿と毒を取り除く。
滋陰降火。清熱解毒。
手足に潤いを与える。熱を冷ます。毒を取り除く。

一人一人の症状やタイプにあわせ、内服薬外用薬生活養生の3本柱で全面的にアプローチしていきます。

詳しくは専門スタッフにご相談ください!

★  掌蹠膿疱症の方の養生法  ★

      三食キチンと栄養バランスのとれた食生活を心がける。
      脂っぽいもの、揚げ物、肉、乳製品、卵・甘いものは控える。
      アルコール・たばこはやめる。
      アイスクリーム、清涼飲料水、化学添加物を含む食品などは避ける。
      季節の野菜(特にキャベツ白菜ほうれん草などの葉物)、穀類がオススメ。
      抗生物質は腸内の良い菌も殺してしまう事があるので医師と相談する。
      ストレスは上手に発散し、十分な睡眠をとる。


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皮膚病ワンポイントアドバイス
アトピー性皮膚炎
にきび・じんましん
接触性皮膚炎・脂漏性皮膚炎

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