「認知症」になりやすい人の特徴5つ
2015/06/22
「漢方ファンのページ」より
世界一の長寿国日本ですが、心身ともに健康でないなら長生きしても意味はそれほどなく、それより苦痛が長引くだけのような気がします。
認知症になり、徘徊、痴呆、寝たきり状態のままでは本人もご家族も大変でしょう。
海外の健康・医療系サイト『Prevention』の記事に“認知症になる可能性が高い人の特徴とそのリスク回避方法”というのがあったのでかいつまんでご紹介します。
■リスクが高い人
糖尿病や心臓疾患などと同じく、認知症も普段の生活習慣などでリスクが高まる可能性が高い病気です。医学研究者によると認知症の場合、下記の項目に当てはまる人は、罹患の可能性が増すのだとか。
(1)アルコールの摂取が多い
(2)タバコを吸う
(3)糖尿病を患っている
(4)高血圧
(5)現在記憶力に問題がある
いかがでしょうか? このうちのどれが当てはまってもリスクは高くなりますが、私は半分近くあたっています。(汗)
リスクを少しでも低減したい人は次の簡単な方法をお試しください。
■リスク低下の方法
医師によると、アルコールの摂取量を減らす、タバコをやめるなどのほかにも、カンタンに認知症のリスクを低下させる方法があるそうです。
(1)週5日、1日30分の運動
米国政府の健康ガイドラインが推奨するエクササイズ時間は週150分。
これを1回でしようとすると2時間半ですが、週5日1日30分ずつ、ウォーキングやサイクリング、水泳、ジョギングなどの有酸素運動を取り入れる。
脳への血液循環を改善するためには、まず心臓を強くするとよいでしょう。また、エクササイズをすることで肥満や成人病予防、ストレス解消にもなりますよ。
(2)食生活の改善
高カロリー・高脂肪・高糖分の食生活はやめる。心臓と脳に栄養を与える食生活に切り替えることで、どちらの機能も改善するほか、肥満解消にも繋がって、心臓を始めとする体のあらゆる器官への負担が軽くなります。
特に認知症予防にいいのは、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を含むオメガ3脂肪酸が豊富な魚類を食生活に取り入れること。
サバやイワシ、マグロ、サンマ、サケなどの魚に多く含まれるそうです。
(3)新しいことを学ぶ
人間は学ぶことをやめたら成長が止まってしまいます。大人になっても常に新しいことを学ぶことは、脳にとって大きなプラスになるそうです。
特に語学など、記憶が必要な学習は認知症予防のためにいいそうです。
これは私にも経験があります。
不幸があり、暫くの間何も考えられない状態が続き、これではいけないと思い、英会話の勉強を再度やり始めました。ブログを書き始めたのもそのためです。
元に戻るまで2年以上かかりましたけど。
疲れた脳に刺激を与えるには、むつかしい数学などやるのではなく、単純に暗記物がよいような気がします。
以上、“認知症になる可能性が高い人の特徴とそのリスク回避方法”をご紹介しましたが、いかがでしたか?
上記の特徴を見て、ギクっとした方、今から生活習慣を改善すれば、まだまだリスクを低くすることは可能だそうです。
気が付いたら実践を!
やはり、漢方の認知症予防薬、冠元顆粒をはじめとする活血剤など血液をサラサラにするお薬はよいようですね。
これに加えて、腎を強化する薬などを併用すれば効果的なのでしょう。
でも、薬に頼らず、普段の食習慣、生活習慣、運動の習慣が基本ですね。
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