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ストレスからくる胃腸障害

      2015/05/11

            

「漢方ファンのページ」より

 

さて、今日は消化器系の病気についてです。

 私は、消化器系が弱く、幼いころから急激な腹痛などに悩まされてきました。ストレスの多い人生を歩んでいる証拠かな?
 
 結論から言いますと、このような病気には肝気の流れを良くし、腹の張り、腹痛、下痢、便秘などを治すことです。なぜ胃腸障害が肝に関係していると考えるのでしょう?

 人々の生活習慣の向上とともに、病気の原因も大きく様変わりしてきました。昔は栄養失調や不衛生が一番の原因でしたが、現代ではまずストレスが挙げられます。

 漢方では、気というエネルギーが体内を流れ、これによって各臓器がスムーズに機能し、新陳代謝が行われると考えています。気のめぐりを良くし、臓器の機能をスムーズにする働きを、“疏泄(そせつ)作用”と呼び、五臓六腑の中でも肝の役割と考えています。

 ストレスがたまると、この肝の疏泄作用が悪くなり、気が滞り(肝鬱気滞:かんうつきたい)と言います、他の臓器にも異常が及ぶことがあります。

 中でも胃腸に影響を与えることが多いです。消化酵素や胆汁の分泌、胃腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)は肝の疏泄作用によって調整されています。疏泄がわるくなると、胃炎や胃・十二指腸潰瘍などが生じやすくなります。

  下痢や便秘がなかなか治まらず、食欲不振・胃もたれ・腹の張り・腹痛・吐き気などを伴うケースもあります。下痢や便秘の薬を使ってもなかなか良くならない胃腸病には、このような背景があることが多くあります。

 このような病気は、複雑な人間関係などに悩む大人だけでなく、最近は子供にも多く見られ、受験勉強が本番を迎える秋以降は、受験生やその親からの相談件数が増える傾向にあると言います。

 対策としては、肝の働きを立て直すことで、胃腸障害の改善をはかることが重要です。
 中国漢方には、肝と胃腸の働きを調和させる「疏肝理気:そかんりき」という治療法があって、その代表的な薬の開気丸:かいきがん」が日本でも簡単に入手できます。
 

参考文献 「現代病を解決! 中国漢方がよくわかる本」 路京華 著

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