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漢方講座3:呼吸器系の病気(風邪2:夏風邪)

      2015/05/11

            

「漢方ファンのページ」より

夏風邪には水分代謝を高める薬を

 前回の一般の風邪の記事では主に冬ひく風邪について述べましたが、今回は夏風邪について述べます。
 夏風邪は私も時々ひきますが、冬の風邪とは少し違う症状を見せます。
 頭重(ずじゅう)、発熱、鼻水といった一般的な症状に加えて、食欲不振、嘔吐、下痢など消化器系統の不調を伴うことが多いです。

 高温多湿な気候の日本では、クーラーの冷えなどによって夏風邪を引くことがあるので注意が必要です。夏はもともと皮膚の穴が開き、発汗によって体温調節を行っています。この時クーラーなどで身体を冷やすと、開いている毛穴から冷えが入り込み、夏風邪を引きやすくなります。

 夏は皮膚表面からの水分蒸発も多く、一方で冷房のきいた室内は空気が乾燥していることもあって、どうしても水分を多く取りがちです。

 ビール、麦茶、冷えた果物、冷麦、ソーメンなど、日本の夏は身体を冷やす食べ物にはこと欠きません。冷たいものの取り過ぎは脾胃(ひい:消化器系)の働きを低下させます。水分の過剰摂取が消化酵素を薄めて、消化能力を低下させるということもあります。

 脾胃の働きが低下した状態では、身体全体の水分代謝もうまくいかず、湿(しつ)がたまって、夏風邪特有のムカムカや下痢などの症状に結びつきます。

 このタイプの夏風邪には、発汗によって身体全体の水分代謝を高め、胃腸の症状を改善する作用のある勝湿顆粒「(しょうしつかりゅう):藿香正気散(かっこうしょうきさん)」がよく使われます。

 夏風邪の発熱や喉の痛みを伴う時には、天津感冒片(てんしんかんぼうへん)を併用するのがよいです。葛根湯のように発汗作用の強い薬は、この時期の風邪には慎重に使った方がよいでしょう。

先生の風邪の治し方

寒熱、虚実、表裏、陰陽などを弁証してその人に合った漢方薬を決めるのが基本だそうです。
正しく弁証論治が出来れば短期で治せるとおっしゃっています。

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