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病は気から

      2015/05/11

            

「漢方ファンのページ」より

おそらく誰も知らぬものはない諺ですね。
「病気は気で勝つ」「気軽ければ病軽し」「百病は気から起こる」「よろずの病は心から」などなど類似の諺はたくさんあります。

意味は読んで字のごとく、病は気から起きるということです。

 確かに、我々は、何か心配事があったり、不愉快な事があったりすると、そんな時、欲からだの調子も悪くなるものですが、また、病気をしているご当人がそんな精神状態にあると、病気はますます重くなるのも事実です。

 だから我々は平成つとめて晴れやかな心をもつようにすべきだし、また、いま、現に体のどこかを病んでいるような人は、出来るだけ病気を忘れるように心がけなければなりません。

なぜなら「病は気から」とは、決して誇張でも迷信でもないからです。

 もと京大教授の村上仁博士は、その著「異常心理学」の中で書いています。

「“病は気から”と言う諺が昔からあるが、これは神経症のような心因性、機能的にあてはまるとしても、身体器官の病理解剖学的変化のあるような疾患には当てはまらないと考えられていた。

 しかし(中略)胃潰瘍のみならず、喘息、高血圧、心臓疾患、肺結核など、従来は内科的気質的疾患と考えられていたものについても、患者の生活史を詳細に調査すると、疾患の発現または経過と、患者の感情的葛藤との間に深い関係がある場合がある」(同書232項)と。

 また、ついでだから書きますが、もと九大教授の池見酉次郎博士は、その著「心療内科」の中で、「病は気から」のいろいろな実験結果や、多数の診断、治癒例を報告しています。

 例えば、食品アレルギーは本当に病気かどうかを調べるために、ごく普通のバリウム(胃腸のレントゲン検査に用いられる硫酸バリウムの液)を飲ませた上で、「この中には問題の食品が入っていた」と強く暗示すると、被験者全員が、吐く、腹が痛む、下痢するなどの症状を示したと言います。

 また俗に言う、「食べ合わせ」、つまり「うなぎと梅干」「西瓜(すいか)と天ぷら」「タコと柿」などをいっしょに食べると胃腸の症状が出ると言う話も、医学的に根拠のない者が多い事を証明して、次のように書いています。

 「以前はタコと柿を一緒に食べても平気でいたある少年の場合、親たちから『それは食べ合わせで大変な事になる』とおどかされたら、急に怖くなって、腹が痛くなり、下痢したと言う。

この少年にまず柿を食べさせておいて、本人に気づかれないように加工してタコを与えたところケロリとしている。

ところが、柿を食べさせておいて、なんでもない食物を与え、『今の料理にはタコが入っていた』と強く暗示すると、まもなく腹痛を訴え、下痢を起こした…」と。

 また、「病は気から」のこんな好例も書いています。
 狭心症のような症状を訴えて、九大に入院した42歳の開業医は、心電図で見ると「心臓に血液を送ってこれを養う冠動脈の血流が不十分なことを示していて、直接、生命を脅かす危険をはらむものと思われた」というのだが、薬物療法を始めても症状はいっそう悪化するだけだったという。

 そこで著者の同僚医が一計を案じ、神経質な患者に大量の睡眠薬を飲ませて、前後不覚に熟睡しているときに、心電図を撮ってみると、驚いた事にはまったくの正常になっていたので、患者に後でこのことを知らせると、医者の事ではあり、大喜びでそれからは何の治療もしないのにケロリと治って、まもなく退院してしまったと言うのです。

 驚いた話ですが、これに似たような症例はたくさんあるという。

例えば日曜蕁麻疹に悩むサラリーマンやら、負債で足の立たなくなった社長やら、姑との葛藤で腹の膨れる主婦やら、失恋の痛みで文字通り首が回らなくなった娘やら、といった具合です。

 それがみな、「病は気から」の諺どおり、「気がもとで病気になったのだから、思えば心配事や不愉快な事の多くは、人間関係の如何によるものだから、いまさらその重要性が痛感されるのです。

お互いに病気をしないためにも、人とはうまくやっていきたいものですね。

 そうは言ってもなかなか思うように行かないのが世の中。

 最近、勤め人の過労死とか神経症とかが増えています。

 会社側が必要以上に社員を精神的に追い込んでいる場合が多い場合があります。
 私の知合いにもそういう人間が大勢います。

売上が悪いとか、ラインの立ち上げとか開発などがなかなか進まない場合、他人を責めればよいものと思い込んでいる人たちがいます。
 もしくは自分の責任を部下に押し付けたり、人に押し付けたり・・・・・。

 その被害にあった人で、体に症状が出て、中には入院している人間もいます。

腹痛くらいならなんでもないが、胃潰瘍、虚血性心疾患などときに死に至る病を発症する場合も少なくありません。

 

死に至らなくとも、心身症などで治療に通っているという人がかなりいるし、私が間接的に知っている人の中には自らの命を絶った人もいます。

 このような場合、過労死と言うより、精神的殺人と言った方があっているのではないのではないでしょうか?

 労災や過労死の認定は企業側の隠蔽などで表に現れない場合がほとんどと思われます。

 漢方には、このような場合の治療薬もありますが、その前に、まず、ご自分で、ストレス発散の方法などを身に着けてはいかがでしょうか?
 

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