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乳がんと漢方

      2016/01/06

            

shinkaikanpo
「がん」の治療と言えば、まず思いつくのは「手術でがん細胞をとる」と言うことではないでしょうか?
また最近良く話題にのぼるせいか、「がん」は現代になって増えてきたような印象を持つ方も多いようです。

また、体にメスを入れる手術や、抗ガン剤、最先端の医療機器などをイメージすると、最近になってようやく治療法が確立してきたように思う方もいらっしゃるでしょう。

 

でも、実は「がん」は昔からあるのです。

 

中国の殷の時代(紀元前17世紀頃 ­ 紀元前1046年)の甲骨文字に「がん」についての記載があったり、
紀元前1000年位の西周時代にも「がん」研究の記載があったりと
がんは古くから研究対象になっていたのです。

 

乳がんについては、明(1368年 ­ 1644年)の時代の中医外科医、陳実功の「外科正宗」にも記載があります。

「石癰は、その腫塊が実質で移動できず、皮膚と粘着して発熱はほとんどなく、微痛があって石のように硬い」
「乳岩は憂思過度や思い通りにならないことを原因とし、そのために肝脾が気逆して経絡を阻塞し、それが積み重なって腫塊を成す」

といった内容が書いてあります。

 

現在では中医学でのがん研究はさらに進み、成果が出ているそうです。

 

devil 中医学について

中医学では、症状が出ている箇所だけを見るのでなく、体全体を見ていきます。

例えば臓器ですが、単体だけで存在するものはなく、体のあちこちの臓器とつながっていて、それぞれに影響を与えあっていますよね。
皮膚に現れた症状でも、人によっては胃腸が悪いためだったり、肺が弱っていたりと様々ですし、
または病気の原因となるものを除去する必要があることもあり、治し方は様々です。

だから、体のあちこちの部分から情報を得ていく必要があります。

また、同じ病気でも、その人の体質や病気の進行状況によって対処の仕方はかわってきます。
 

shinkaikanpoそのため中医学では、「証」を決定することから始めます。
これを、「弁証」と言い、中医学ではこの「弁証」に基づいて治療をしていきます。

この「証」を決定するためにする診断方法が四診(ししん)と言い、
「望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)」の4つがあります。
 

 四診(ししん)

 「望診」…視覚
  動作や容姿だけでなく、眼光、顔色、皮膚の具合、舌の観察など
  ※漢方薬局で「舌をみせてください」と言われたら、ためらわずに見せてくださいね

 「聞診」…聴覚と嗅覚
  声の明瞭さ、声のはり、問いかけに対する応答など、聴いて判断するものと
  体臭や息のにおい、排泄物のにおいなど、嗅覚によるものとがあります

 「問診」…質問
  いままでの病歴、自覚症状や訴え、こちらの質問に対する答えなど、詳しく聞いていきます

 「切診」…触診
  実際に体に触れてみます。
  脈を診る「脈診」、腹部を診る「腹診」などがあります

 

devil  中医学での乳がんケア

乳がんでは次のような「証」に分けて考えていきます

タイプ1

 脾虚失運・痰瘀交阻

 症状:食欲不振、手足がだるい、むくむ 

タイプ2

 肝鬱気滞・痰瘀交阻

 症状:しこりが硬いが痛みなし、イライラ、胸が張る感じがある

タイプ3

 肝腎陰虚・瘀毒内結

 症状:痩せ、ほてり、寝汗 

タイプ4

 脾腎陽虚・痰瘀内結

 症状:体がやせる、冷えあり、顔色青白い

タイプ5

 気滞血瘀

 症状:痛いところが固定している、月経不調

 

club.gif 良く使われる漢方薬 club.gif

 上記の「証」によく使われる漢方にはこのようなものがあります。

 霊芝胞子、シベリア霊芝
  ※霊芝胞子、シベリア霊芝についてはこちらも見てね⇒シベリア霊芝

 「星火亀鹿仙(せいかきろくせん)」

 健胃顆粒、開気丸、逍遥丸、半夏厚朴湯、加味逍遥散、瀉火補腎丸

 血府逐瘀丸、冠元顆粒、婦宝当帰膠、白花蛇舌草、爽月宝

 など

 

shinkai次回は乳がん手術後の合併症、抗がん剤による副作用、放射線治療による副作用
   に対する中医学ケアについて書いていきます。shinkaikanpo

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